イシカワvsタマホームを比較!違い・どっちが良いかも解説

イシカワvsタマホームを比較 アイキャッチ

住宅メーカー「イシカワ」と「タマホーム」は、リーズナブルな価格帯から高品質な住まいづくりまで幅広く手がける人気ブランドです。しかし、工法やデザイン、坪単価、アフターサポートにはそれぞれ異なる強みと特徴があり、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。

今回の記事では「イシカワ」と「タマホーム」を徹底に比較し、その違いをわかりやすく解説します。理想のマイホームを実現するために、両社のメリット・デメリットを押さえて、どっちが良いかを見極めましょう。

目次

イシカワとタマホームの違い・比較

イシカワとタマホームの違い・比較 ハウスメーカーのイメージ

地域密着型メーカー「イシカワ」と、全国展開のローコスト住宅「タマホーム」を比較していきます。設立・規模から価格・性能・保証までの違いをわかりやすく解説します。

会社情報

イシカワは1947年創業の老舗工務店グループ、タマホームは1998年設立の全国展開ハウスメーカー。企業規模や施工エリアにも差があります。

イシカワタマホーム
設立1947年(グループ会社として1968年法人化) 1998年6月3日
本社所在地新潟県新潟市秋葉区東京都港区高輪
資本金2,000万円(グループ合計)43億1,014万円(2024年5月)
売上高266.86億円(2018年度) 2,477億円(2024年5月期連結)
従業員数405人(グループ合計) 3,420名(2024年5月31日連結)
施工エリア北海道~九州の一部(甲信越中心) 全国245拠点

イシカワは地域特化で、高いコストパフォーマンスが魅力です。タマホームは、全国対応で活かした低価格が強みとなっています。

販売戸数(着工数)

地域密着のイシカワ、全国規模のタマホームは、販売個数でもと外があります。以下は、両者の施工実績の比較になります。

イシカワタマホーム
総施工実績1,115棟(2019年度) 7,729棟(2024年度)

イシカワは、地域ナンバーワンの施工実績をキープ。タマホームは「大安心の家」シリーズ中心に、全国で戸建分譲を加速しています。

坪単価(住宅価格)

イシカワは50万円前後、タマホームはローコストからグレード別に40~100万円と幅広い価格帯を持ちます。以下で、平均的な坪単価を比較しました。

イシカワタマホーム
坪単価相場約48~58万円/坪約50~100万円/坪(平均約68万円)
価格帯特徴地元密着でコスパ重視の自由設計住宅商品別に40~80万円帯も対応、若年層向けプランあり

イシカワは、安定して50万円台の坪単価となっているのが魅力的です。タマホームは、「大安心の家」からプレミアムまで、幅広い商品で坪単価を調整できます。

商品(木造・鉄骨)

イシカワは木造在来軸組工法が主体、タマホームは木造2×4・在来の両工法を提供しています。比較をしたところ、いずれも自由設計が可能です。

イシカワタマホーム
工法木造軸組在来工法(自由設計・高気密断熱) 木造2×4工法
木造軸組在来工法
(ローコスト・標準仕様など充実)
間取り作成フルオーダー対応セミオーダー~フルオーダー
デザインシンプルモダン・和モダン対応多彩な外観・内装プラン

イシカワは設計自由度の高さと、エリアごとの特性に対応しているのが特徴です。タマホームは、均一品質を全国同一価格で提供する仕組みがあります。

住宅性能(耐震性・断熱性・耐火性など)

構造から省エネまで、イシカワ・タマホームともに長期優良住宅や、再エネなどを利用したZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)対応が可能です。以下では、両者の特色ある技術を比較しています。

スクロールできます
項目イシカワタマホーム
構造耐震等級2相当
自由度高い軸組在来
耐震等級3相当
制震ダンパー選択可能
外壁窯業・金属系サイディング全16種窯業系サイディング/ALCパネル
基礎ベタ基礎標準
シロアリ・湿気対策工法
ベタ基礎標準
防湿シート併用
断熱UA値0.34~0.46(HEAT20 G1~G2相当)UA値0.50以下(HEAT20 G2相当)
外張り断熱+壁内充填
樹脂サッシ+Low-E複層ガラスアルミ樹脂複合サッシ+Low-E複層ガラス
省エネZEH実績あり
太陽光・全熱交換換気対応
HEMS/エネファーム連携可
ZEH対応可
耐火性準耐火構造対応
省令準耐火対応商品
準耐火・防火構造対応
制限地域対応

イシカワは自由設計の中で省エネ・耐震性能をバランスよく取り入れています。特に、断熱性にすぐれているところがポイントです。

タマホームは、耐震等級3相当を取り入れられるのが魅力です。規格化による安定品質でHEMSや創エネシステムとの連携も強みとなっています。

アフターフォロー体制

アフターフォローの長期保証と定期点検は、住まいの安心を確保する大事なサービスです。イシカワ・タマホームのアフターフォロー体制は、延長方法や点検頻度に違いがあります。

イシカワタマホーム
初期保証構造・雨漏り等10年(法定)
長期優良住宅認定で最長60年
構造・雨漏り等10年(法定)
定期点検+有償メンテで最長60年
定期点検引渡後1・2・5・10年…
計6回無料点検
3ヶ月・6ヶ月・1・2・5・10年…
計6回無料点検
延長条件無償点検受診+有償メンテで継続無償点検受診+10年毎有償メンテで継続

イシカワ・タマホームともに、法定保証を超えた長期保証を用意しています。比較をすると、イシカワはグループ独自の長期サポート、タマホームは全国ネットワークでの点検とメンテが魅力です。

工事期間

イシカワ・タマホームは、工事期間にも違いがあります。以下で、両者の工事期間を比較してみました。

イシカワタマホーム
木造住宅約5~7ヶ月約4~6ヶ月
鉄骨住宅―(鉄骨は非展開)約5~7ヶ月

イシカワは木造在来に特化しており、工期期間も平均的です。タマホームは、木造2×4・在来両工法で効率的に工期短縮を図っています。

イシカワとタマホームどっちが良い?

イシカワとタマホームどっちが良い? ハウスメーカーを悩む人

イシカワ・タマホームで悩んでいる場合は、自分がどのようなハウスメーカーが良いのか改めて考えましょう。まずは、以下の比較表で、各項目の具体的な数値をもとに両社を比較してみます。

項目イシカワタマホーム
坪単価48~58万円/坪50~100万円/坪(平均68.4万円)
耐震等級等級2相当等級3相当
断熱性能(UA値)0.34~0.46≤0.50
工期(木造住宅)5~7ヶ月4~6ヶ月
創エネ対応◯(太陽光・全熱交換換気システム連携)◯(HEMS・エネファーム標準搭載)
最大保証年数最長60年(長期優良住宅認定の場合)最長60年(定期点検+有償メンテ条件)
イシカワが向いている人
  • 坪単価を抑えつつ高断熱(UA値0.34~0.46)を実現したい
  • 自由度の高い設計でオリジナルプランを希望する
  • 地域密着の丁寧な対応を重視したい
タマホームが向いている人
  • 耐震等級3の安心感を優先したい
  • 坪単価50万円台から幅広くプランを選びたい
  • 短めの工期(4~6ヶ月)で早く入居したい

比較したときの差

  • コスト感:イシカワは48〜58万円/坪と安定感がある一方、タマホームは平均68.4万円/坪で、ローコストから高価格帯まで幅広い選択肢を提供。
  • 耐震性能:タマホームの等級3は、イシカワの等級2よりも厳しい基準。地震対策を最優先するならタマホームが有利です。
  • 断熱性と快適性:イシカワのUA値0.34~0.46は、タマホームの≤0.50を上回る高性能。暖冷房費を抑えたいならイシカワに軍配が上がります。
  • 工期:タマホームの平均4〜6ヶ月は、イシカワ(5〜7ヶ月)よりも若干短く、急ぎの方に適しています。

あなたの重視ポイントに合わせて、イシカワとタマホームのどっちが良いかを選んでみてください。

イシカワとタマホームを比較するときにおすすめの方法

イシカワとタマホームを比較するときにおすすめの方法 スマホで検索する女性

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カタログ請求活用ポイント

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    標準仕様とオプション設定が一覧化されているため、追加費用の違いがすぐに分かります。
  • 最新の坪単価や性能情報
    ※2025年時点の実勢価格、断熱性能、耐震仕様など、最新データを確認できます。
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    事前にカタログを読んで質問事項をまとめれば、モデルハウス見学がより有意義に。

まずは上記のサイトで「イシカワ」「タマホーム」それぞれの無料カタログを取り寄せて、価格・性能・デザインを徹底比較しましょう。理想のマイホーム選びをスムーズに進める第一歩です。

イシカワとタマホームを比較・違いを知ってどっちが良いか決めよう!

イシカワとタマホームを比較・違い ハウスメーカーのイメージ

イシカワとタマホームは、価格帯や性能、保証内容の違いがあります。断熱性やコスパ重視ならイシカワ、耐震等級やプランの多様さを重視するならタマホームが向いているでしょう。

まずは、無料カタログで具体的なプランや見積もりを取り寄せ、実際の数字を比較してみてください。家族の理想にぴったり合う一社を見つけて、マイホーム計画を一歩前へ進めましょう。

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