富士住建vsタマホームを比較!違い・どっちが良いかも解説

富士住建vsタマホームを比較 アイキャッチ

豊富なプラン・高品質な施工で知られる富士住建と、コストパフォーマンスに優れ、省エネ性能も魅力的なタマホーム。どちらも魅力的な特徴を備えているため、「比較して違いを押さえたうえで、どっちが良いか」を迷う方が多いでしょう。

そこで今回の記事では、富士住建とタマホーム両社の主要ポイントを徹底比較。富士住建とタマホームの違いをわかりやすく解説します。どっちが良いかもお話しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

富士住建vsタマホームの違いを比較

富士住建vsタマホームを比較したイメージ

富士住建とタマホームは「手が届く価格で性能が高い家」を掲げるローコスト系ハウスメーカーですが、実は会社規模から標準装備、アフター体制まで強みがまったく異なります。ここでは公式サイトの一次情報を中心に、7項目で違いを整理しました。

会社情報

まずは富士住建・タマホームの会社規模を比較しましょう。長い付き合いになる家づくりでは、基本データも安心材料です。

項目富士住建タマホーム
本社所在地埼玉県上尾市東町2-9-20東京都港区高輪3-22-9
設立1987年10月8日1998年6月3日
資本金4,000万円43億1,014万円
営業エリア関東1都6県・ショールーム25拠点全国47都道府県・営業拠点241ヶ所

比較ポイント

  • 資本金はタマホームが約100倍と大規模。
  • 富士住建は関東限定の地域密着、タマホームは全国展開。
  • ショールーム重視の富士住建に対し、タマホームは店舗網で相談しやすい。

販売戸数(着工数)

施工実績は、ハウスメーカーの人気の裏付けになります。そこで、富士住建とタマホームの年間販売個数を比較してみました。

区分富士住建タマホーム
推定年間販売戸数約710棟約7,729棟(2024年5月期)

比較ポイント

  • 年間棟数はタマホームが多い。
  • 富士住建は、地域密着ハウスメーカーのなかでは多い傾向がある。

坪単価(住宅価格)

坪単価を比較することで、住宅価格の違いが見えてきます。以下で、コストパフォーマンスの参考になるように、富士住建とタマホームの坪単価を比較しました。

項目富士住建タマホーム
参考平均坪単価約50万円前後/坪約60万円前後/坪
価格の傾向太陽光・エアコン・照明まで標準で追加費用が出にくい商品バリエーションが広く予算に合わせて調整可

比較ポイント

  • 富士住建は「標準に入っている装備の多さ」で上振れリスク小。
  • タマホームは、商品によって40万円台から80万円台など幅広く、初期予算を下げやすい。
  • 同じ坪単価でもオプション費用を含めた総額比較をすることが大切。

商品

ハウスメーカーの商品は、企業によって特徴が変わります。どのような商品を取り扱っているか分かりやすいように、富士住建とタマホームで人気の商品を比較しました。

会社商品名特徴
富士住建完全フル装備の家システムキッチン~太陽光・外壁・屋根まで必要設備がすべて標準
富士住建HIRARI(平屋)ワンフロアで完結、段差なしバリアフリー+制振・換気も装備
富士住建ZEHプラン高断熱・高気密+太陽光10kW/蓄電池標準で光熱費ほぼゼロ
タマホーム大安心の家 PREMIUM耐震等級3・省エネオール電化を標準化、最長60年保証対応
タマホーム大安心の家 [愛]長期優良住宅対応+自由設計で、必要に応じた設備アップグレードが可能

比較ポイント

  • 富士住建は“全部入り”で装備の充実度が強み。
  • タマホームは商品ラインで仕様を細かく選べる。
  • 自由設計度は両社高いが、仕様調整の自由度はタマホームがやや広い。

住宅性能(耐震・断熱・耐火 ほか)

富士住建・タマホームは、どちらも住宅性能が高いハウスメーカーです。資産価値と快適性を左右する性能を項目別に比較しました。

スクロールできます
性能富士住建タマホーム
構造・檜4寸(120mm)木造軸組工法
・耐震等級3 + FJK制振ダンパー標準(震度7相当を82%低減)
・木造軸組
・制振装置evoltz標準(地震時の揺れ30%低減)
基礎耐震ベタ基礎工法(コーナーハンチ+地盤調査・補強提案)標準ベタ基礎+地盤調査で不同沈下対策(長期優良住宅認定対応)
断熱・気密・高性能断熱材+24時間熱交換換気(熱交換率93%)
・夏も冬もムラなく快適
・HEAT20 G2相当+C値0.5以下
・保証年間冷暖房費15%節減
省エネ・自給・太陽光10kW+蓄電池13.5kWh標準装備
・光熱費ほぼゼロに
・オール電化標準
・ZEH対応オプションCO₂排出削減&売電収入
防耐火準耐火構造対応+外壁防火性能火災保険料割引対象耐火構造標準+外壁防火認定材使用30分耐火性能を確保

比較ポイント

  • 制振ダンパーが標準なのは富士住建のみ。
  • 断熱は富士住建が最高等級6まで対応、タマホームは等級5標準。
  • 火災リスク軽減(省令準耐火)はタマホームが先行。

アフターフォロー体制

保証と点検回数は、長く住む家ほど重要です。以下で、富士住建とタマホームのアフターフォロー体制を比較しました。

項目富士住建タマホーム
初期保証法定10年
地盤保証20年
法定10年瑕疵担保責任保険(防水・シロアリ含む)
延長保証有償メンテナンス条件で+10年構造躯体30年・防水20年無償
(長期優良住宅の場合)有償延長で最長60年対応可
定期点検引渡後1・6・12・24ヶ月後(20年間すべて無料)引渡後6ヶ月・2年・5年・10年・15年・20年(20年以降有償)

比較ポイント

  • タマホームは30年・20年保証+最長60年延長、点検頻度がより細かい。
  • 富士住建の保証は短期で終了する傾向がある。

工事期間

富士住建とタマホームは、工事期間の違いもあります。そこで、引っ越し計画にも直結する工期も比較しておきましょう。

項目富士住建タマホーム
設計~着工約3~4ヶ月(プランニング・見積り・契約含む)約3~6ヶ月(打合せ・見積り・契約含む)
着工~完成約8ヶ月(基礎4~5週間+躯体・仕上げ)約2~6ヶ月

比較ポイント

  • 仕上げまでのスピードは、タマホームが最短2ヶ月で早い。
  • 富士住建は、標準装備が多いぶん現場管理期間を4ヶ月確保。

富士住建とタマホームどちらが良い?

富士住建vsタマホームを比較しているときのイメージ景色

富士住建とタマホームは、どちらも注文住宅で人気の高いメーカーです。性能や保証、工期など7つのポイントで比較し、あなたにぴったりの家づくりをしましょう。

比較項目富士住建タマホーム
年間着工戸数約710棟約9,386棟
坪単価約50万円/坪前後約60万円/坪前後
主力商品完全フル装備の家
– 100種以上の設備を標準装備
大安心の家 PREMIUM/大安心の家 [愛]
– 耐震等級3+自由設計
耐震性檜4寸木造軸組+FJK制振ダンパー
– 震度7級×8回実験クリアで安心
制振装置evoltz搭載
– 揺れを約30%低減し被害を抑制
断熱性UA値0.3~0.4/C値0.5以下+熱交換換気
– 冷暖房効率約20%向上
HEAT20 G2相当/C値0.5以下
– 冷暖房費約15%節減
初期保証法定10年+構造主要部20年無償保証法定10年瑕疵担保責任保険
– 防水・シロアリもカバー
延長保証有償メンテナンスで10年延長構造躯体30年・防水20年無償
+最長60年対応可(長期優良住宅の場合)
定期点検1・6・12・24ヶ月後(20年間無料)
– 忘れずに受けられる安心プログラム
6ヶ月・2年・5年・10年・15年・20年(20年以降有償)
– 本部主導で安定対応
工事期間設計3~4ヶ月+施工約8ヶ月(計約12ヶ月)設計3~4ヶ月+施工3~6ヶ月(計約6~10ヶ月)
富士住建がおすすめの人
  • 設備・諸費用込みの“完全フル装備”を、予算内をおさえたい人
  • 太陽光&蓄電池+制振ダンパーで、光熱費と地震リスクを両方重視したい人
タマホームがおすすめの人
  • 大量受注によるスケールメリットで、工期と品質を両立したい人
  • 耐震等級3標準+きめ細かな定期点検で、安心を長期化したい人

富士住建は「完全フル装備×高コスパ」で、トータルコストを抑えたい人向け。

タマホームは「大量供給力×保証延長」で、初期費用を抑えながら安心を長く得たい人向けです。

どっちが良いか考えるときは、以上を参考にして決めてみましょう。

富士住建とタマホームをまとめて比較する方法

富士住建とタマホームをまとめて比較する方法 ハウスメーカー比較のイメージ

予算や性能、デザインの好みなど、条件比較が大事になる注文住宅選び。富士住建とタマホームの特徴を効率よく整理するには、自宅で資料をまとめて取り寄せる「無料カタログ請求」と、実物や専門家の意見が得られる「相談カウンター」の活用がカギです。

無料カタログ請求サイトを使う

ネット申し込みで、富士住建とタマホーム両社の最新パンフレットや間取りプラン、概算見積もりを一度に取り寄せて、じっくり比較しましょう。

  • SUUMO 注文住宅
    住所・予算・こだわり条件を入力するだけで、複数社の資料を同時請求できます。
    👉 SUUMO 注文住宅 無料カタログ請求
  • LIFULL HOME’S
    全国約1,000社をカバー。富士住建とタマホームのプラン提案書や施工例写真もまとめて入手可能です。
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  • タウンライフ家づくり
    間取りプラン作成サービス付きで、希望に合ったオリジナルプランと見積もりを一括取得できます。
    👉 タウンライフ 家づくり 無料プラン請求
  • HOME4U
    プロの間取り提案+見積もりが無料。富士住建・タマホーム両社を含む複数社と比較検討できます。
    👉 家づくりのとびら 無料プラン請求

近くの相談カウンターへ行く

実物サンプルや模型を手に取り、専門スタッフへ直接質問したいときは相談窓口を活用。疑問をそのままぶつけることで、選び間違いを防げます。

  • SUUMOカウンター
    駅ビルや大型商業施設に常設。富士住建・タマホームを含む大手メーカーのパンフレット閲覧から個別相談まで無料で対応。
    👉 SUUMOカウンター 店舗一覧
  • LIFULL HOME’S 相談カウンター
    都市部を中心に展開。メーカー比較はもちろん、資金計画や土地探しまでワンストップでサポートしてくれます。
    👉 LIFULL HOME’S 相談窓口案内

富士住建とタマホームを比較してどっちが良いか決めよう!

富士住建とタマホームを比較してどっちが良いか決める イメージ画像

富士住建とタマホームは、さまざまな点で違いがあるハウスメーカーです。

富士住建は、規格化されたパネル工法を活かし、短工期かつローコストで堅牢な住まいを実現。タマホームは、豊富なプランと自由度の高い設計で、ライフスタイルに合わせた柔軟な提案が魅力です。

ライフスタイルや優先ポイントを整理して、あなたにぴったりのハウスメーカーを選んでくださいね。

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